2017年6月6日 (仮訳)プネー地域産ヒダナシタケ類 (1) Ranadive, KR. et al., 2013. Flora of Aphyllophorales from Pune District-Part I. Journal on New Biological Reports. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Dr_Kiran_Ranadive/publication/260135190_Flora_of_Aphyllophorales_from_Pune_District-Part_I/links/00b4952fb6fd65fdc8000000.pdf [Accessed June 6, 2017]. 【R3-04091】2017/06/06投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マハーラーシュトラ州のプネー地域においてヒダナシタケ類の菌類相を調査し、8科14属20種を報告した。 そのうちPhellinus arctostaphyli、P. sanfoldii、およびPodoscypha petaloidesをインド新産種として報告した。 また、8種をマハーラーシュトラ州新産種として報告し、各種について記載文を掲載し、その他検索表、宿主一覧表、形態一覧表などを掲載した。 (その他掲載種) Flavodon flavus (Klotzsch) Ryvarden (マハーラーシュトラ州新産種) Funalia leonina (Klotzsch) Pat. (その他掲載種) Ganoderma chalceum (Cooke) Steyaert 【よく似た種との区別】 Ganoderma lipsiense インドに分布する 子実層托が管孔状 柄を欠く 本種と異なり子実体表面がニス状でない 本種と担子胞子のサイズが異なる 本種と異なり表皮が棍棒形の細胞からなるのではなく毛状被 (その他掲載種) Ganoderma lipsiense (Batsch) G.F. Atk. 【よく似た種との区別】 Ganoderma chalceum インドに分布する 子実層托が管孔状 柄を欠く 本種と異なり子実体表面がニス状 本種と担子胞子のサイズが異なる 本種と異なり表皮が毛状被ではなく棍棒形の細胞からなる (その他掲載種) Gloeocystidiellum furfuraceum (Bres.) Donk (マハーラーシュトラ州新産種) Hexagonia caperata (Pat.) Murrill 【よく似た種との区別】 Hexagonia tenuis インドに分布する 子実体が薄い 子実体が灰色 子実層托が管孔状 柄を欠く 本種と異なり子実層面がクリーム褐色~黄褐色ではなく淡肉桂褐色 本種より孔口のサイズが大きい 本種と異なり孔口が円形~多角形ではなく六角形 本種より担子胞子のサイズが大きい (その他掲載種) Hexagonia tenuis (Hook.) Fr. 【よく似た種との区別】 Hexagonia caperata インドに分布する 子実体が薄い 子実体が灰色 子実層托が管孔状 柄を欠く 本種と異なり子実層面が淡肉桂褐色ではなくクリーム褐色~黄褐色 本種より孔口のサイズが小さい 本種と異なり孔口が六角形ではなく円形~多角形 本種より担子胞子のサイズが小さい (マハーラーシュトラ州新産種) Inonotus cuticularis (Bull.) P. Karst. アラゲカワウソタケ 【よく似た種との区別】 Ganoderma spp. 子実体の形態が類似している(遠目で見ると混同のおそれがある) 本種と孔口のサイズが異なる 本種と孔口の色が異なる 本種と子実体のKOHに対する反応が異なる (マハーラーシュトラ州新産種) Lenzites acuta Berk. (その他掲載種) Microporus xanthopus (Fr.) Kuntze ツヤジョウゴタケ (その他掲載種) Peniophora laurentii S. Lundell 【よく似た種との区別】 Peniophora pithya インドに分布する 子実層托がビロード状 本種と異なり子実層托が帯褐色ではなく帯青色 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が狭楕円形~広円筒形ではなく類ソーセージ形~ソーセージ形 本種と異なり生殖菌糸にクランプを有する Peniophora incarnata(ニクカワタケ) 肉眼的形態が類似している(混同のおそれがある) 子実体が赤色 本種と顕微鏡的形態が異なる (その他掲載種) Peniophora pithya (Pers.) J. Erikss. 【よく似た種との区別】 Peniophora laurentii インドに分布する 子実層托がビロード状 本種と異なり子実層托が帯青色ではなく帯褐色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が類ソーセージ形~ソーセージ形ではなく狭楕円形~広円筒形 本種と異なり生殖菌糸にクランプを欠く (インド新産種) Phellinus arctostaphyli (Long) Niemelä 【よく似た種との区別】 Phellinus sanfordii(チョウジタケ) インドに分布する 孔口が円形 本種より子実体が厚い 本種と異なり子実体上面が帯灰色ではなくさび褐色 本種と異なり子実体上面が速やかに無毛になるのではなく綿毛状 本種と異なり子実体上面に溝線を有し、成熟すると黒色を帯びて亀裂を生じるのではなく、さび褐色の狭い溝状の帯を有し、老成すると灰色~黒色の無毛になる 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい (その他掲載種) Phellinus badius (Cooke) G. Cunn. (インド新産種) Phellinus sanfordii (Lloyd) Ryvarden チョウジタケ 【よく似た種との区別】 Phellinus arctostaphyli インドに分布する 孔口が円形 本種より子実体が薄い 本種と異なり子実体上面がさび褐色ではなく帯灰色 本種と異なり子実体上面が綿毛状ではなく速やかに無毛になる 本種と異なり子実体上面にさび褐色の狭い溝状の帯を有し、老成すると灰色~黒色の無毛になるのではなく溝線を有し、成熟すると黒色を帯びて亀裂を生じる 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい Phellinus extensus 本種より剛毛のサイズが小さい 本種より剛毛が便腹形に近い (インド新産種) Podoscypha petaloides (Berk.) Boidin (マハーラーシュトラ州新産種) Polyporus alveolaris (DC.) Bondartsev & Singer 【よく似た種との区別】 Polyporus tricholoma インドに分布する 本種と異なり柄が顕著な側生ではなく中心生 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が円筒形ではなく広楕円形 (マハーラーシュトラ州新産種) Polyporus tricholoma Mont. 【よく似た種との区別】 Polyporus alveolaris インドに分布する 本種と異なり柄が中心生ではなく顕著な側生 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が広楕円形ではなく円筒形 (マハーラーシュトラ州新産種) Rigidoporus ulmarius (Sowerby) Imazeki ニレサルノコシカケ (マハーラーシュトラ州新産種) Royoporus spathulatus (Jungh.) A.B. De 【よく似た種との区別】 Favolus brasilensis 本種と異なり傘が淡い帯赤褐色~淡褐色でない 本種と異なり傘表面に放射状条線を欠く 本種と異なり孔口が小型という特徴を欠く Polyporus philippinensis 傘の色がやや類似している 傘表面に微細な放射状の線を有する 本種と異なり孔口が小型という特徴を欠く